1人が複数科目を担当する予備校(塾)は合格率が低いはず

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みなさんこんにちは、jonioです。
大学受験の個別授業の予備校や塾で1人が複数科目を担当している所が当たり前の様にありますがそういう所は予備校の責任者が大学受験の事を知らない可能性があります。
そして合格率は低いはずです。
どういう事かの説明をしますが今回の解説はあてはまる全ての所とは限らないのでご注意下さい。
目次
大学受験は1人の先生は1科目担当が常識
私は数学の授業をしていますがある程度の授業力になるまでに5年かかりました、だから1人で3科目授業するとかありえないです。
まともな予備校だと1人1科目しか授業をさせないし予備校業界では2科目以上授業するとプロとはみなされません。
能力が分散されるので密度のある授業ができないとみなされるからです。
経営的にはいいけど合格率が極端に落ちる
予備校が1人に複数科目の授業をさせるのは交通費を抑えるか講師の給料が安いからでしょう。
これは運営的にはいいですが生徒的には最悪な状況が起きます。
何が起きるかというと生徒の合格率が極端に下がります、私が働いているある予備校は2019年度の浪人生の合格者は0人です。
そこは年間授業料が1000万円近くするのに誰も受かりませんでした、1000万円かけて受からなかったら頭に来ますよね。
現役生は推薦で頭がいい人だけが受かっています、こういう人はそもそも予備校で授業を受けなくても受かります。
嘘の実績を載せるしかなくなる
それなのに合格した大学の所には色んな大学に合格したことが書かれています。
生徒が「あの大学に誰が受かったんですか?」と聞いてくるので「分からないです」と答えますが嘘の実績です。
授業数が1番多い人は複数科目の授業をしていますが他の医学部受験予備校で働いた事がなく今いる所は2年目です。
だから技術力がないです、授業の声が聞こえる時がありますがポイントがなくただ授業をしているだけの印象です、こういう授業だと生徒の学力が本当に上がらないです。
複数科目の授業をさせる予備校は先が長くない
そこの校舎長は生徒の事を全く考えなくお金さえ入ればいいと思っているので1人で複数科目授業する講師をどんどん入れています。
そして生徒に半ば無理矢理いっぱい授業を取らせようとしているので生徒に「必要と思えなかったら取らなくていい」と伝えています。
能力がない先生の授業を受けて志望大学に落ちてがっかりした姿を見たくないので。
予備校はどこも経営状況が悪いのがコロナウイルスで一気に加速して潰れる寸前になってるからお金を抑えるのは分かります。
でもこういう所に入校してしまうと合格できる可能性が大きく下がるので私は勧めません。
学習塾化している予備校の見つけ方
回避策として体験授業を受けて他の生徒の時間割があったらそれを見るか1人の先生が複数科目の授業をしているかを体験授業の先生に聞きましょう。
1人でもいたらそこは止めた方が無難です。
予備校の運営はあの手この手で生徒と保護者をうまく丸め込んで入校させようとしますが受験生の人生がかかっているので安易に入校してはダメです。