30代でWEB制作に転職すると地獄を見るので開発にすべき
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みなさんこんにちは、jonioです。
私は39歳の6月にWEB制作をするための勉強をして本職をしながら2020年の3月から一般企業でコーダーみたいな仕事を始めましたがWEB開発に移動しました。
30歳以上でWEB制作に転職するのははっきり言って止めた方がいいです。
なぜかを自分の体験から説明しますのでこれからWEB制作でコーダーやフロントエンドエンジニアをしようと思っている30歳以上の人は開発にした方がいいです。
目次
対象となる人
30代でWEB制作でコーダーやフロントエンドエンジニアの仕事をしたいと思っている人。
この記事を書こうと思った理由
まともな環境で仕事ができなくなる可能性があってすぐに退職してほしくないからです。
WEB制作を勧めない理由
下記になります。
- バイトすら落ちまくる
- 応募するサイトが限られる
- 自分で仕事を取るのは大変すぎる
- 技術力と収入が見合ってない
- 最初にクビの可能性がある
- 求人数の減少
- モラルが低い会社が多すぎる
- AIの発展
それぞれ見ていきます。
バイトすら落ちまくる
私が初めて働いたWEB制作の仕事は1社目に応募して決まったので「バイトなら簡単に働ける」と思っていました。
しかしそれは間違いでした。
1年働いて次の年に大阪に引っ越しをして仕事を探したらとにかく落ちまくりました。
仕事を探し始めた最初は「1ヶ月位で見つかるかな〜」って思っていたのですが大間違いで3ヶ月位かかりましたが50社位は応募していると思います。
「アルバイトなのになんでこんなに落ちるんだろう」とずーっと思っていました。
大きな理由は年齢です。
WEBの世界は20代が多いので現場の責任者は自分より年上に仕事を教えるのを嫌います。
だから恐らく自分より年上の人間だと自動的に落としています。
私は2021年にとある制作会社でインターンみたいな働き方をしていた時の話です。
デザイナーの責任者が他のデザイナーに「この4人の中でどの人の面接をしようか?」と質問していて40代の人がいたのですが「無理無理」って言って年齢で落としていました。
だから応募する人のスキルがどれだけあろうと年齢だけで落ちる可能性が高いです。
その時「ヤバい職種に入ったかもしれない」と思いました。
ごくまれに年齢で判断せずポートフォリオをちゃんと見る会社は面接で私が仕事に関してどう考えているかを聞いてやる気を判断して大体採用します。
だから年齢は最重要だと思います。
また未経験が圧倒的に多い業種なので求人に「未経験可」と記載があったら20人位応募があるみたいです。
これだけ応募する人がいたら余計若い人を取るでしょう。
わざわざ歳上を取っても自分達と性格的に合わなかったら最悪だしわざわざリスクを背負うことをしません。
応募する求人サイトが限られる
会社の求人に応募しても相手にされなかったので私は世の中で知られているみんなが使うと思われる求人サイトを利用しました。
色々と自分の職務経歴や履歴書を変えたりポートフォリオを工夫して応募するのですがやはり落ちまくってインディードとfind job(もうないです)しかまともに取り合ってくれないと分かりました。
だから求人に応募できる会社自体がそもそも少なくて圧倒的に不利です。
営業で仕事を取るのは無理
会社に応募してダメならランサーズやクラウドワークスみたいな所やTwitterなどのsnsから取ろうという話になりますが現実的ではないです。
ランサーズやクラウドワークスを見れば分かりますが提案数が凄くてとても案件を取れないです。
また詐欺も横行しています。
Xでコーディングの募集に応募したらランサーズやクラウドワークスみたいに殺到していて辞退しました。
多分スクールやインフルエンサーの誰かが営業のやり方を公開したのだと思いますが制作会社は業務の邪魔になるから営業の電話を相当嫌がり電話番号を記載しない所もあります。
営業ですがひたすら電話やメールをして無視されたり相手にされなかったら精神的に相当参ります。
技術力と収入が見合ってない
大阪では実務未経験でアルバイトだと最低賃金の給料の所が多いです。
コンビニの時給と大差がないか低いし工場の単純作業の勤務の方が高いです。
そしてコンビニのバイトをするのにスキルは必要ないですがWEB制作の仕事をするにはめちゃくちゃスキルが必要で相当勉強しないといけないです。
半年位では制作会社のコーダーやデザイナーは多分無理です、私はコーディングで仕事を始めましたがSass・FLOCSS・BEMを知らない状態でした。
これが分からない状態で採用されてしまうと訳が分からなすぎて多分すぐ辞めます。
身につけないといけない内容が多い割に給料が安すぎるから生活できないでしょう。
未経験だとまずありえない給料ですが時給1500円で働いたとしても1日8時間で日給12000円で1ヶ月20日働いて総額で24万なので新卒の社会人と同じ位です。
1人暮らしなら生活可能ですが家族があって特に子供がいたら絶対に生活できないです。
最初にクビの可能性がある
私が2021年にインターンをしていた会社ですが飲食関係と音楽関係のサイトの管理もしていましたがコロナで管理サイトの更新作業が止まって仕事が圧倒的に減りました。
「この会社はその内潰れる気がする」と思っていたらバイト全員が呼ばれて「1ヶ月ごとの契約更新にする」と会社の運営から言われました。
バイトなのに1ヶ月更新ってヤバくないですか?
「この会社は潰れるだろう」と思っていたら通達の1週間後に会社の運営から呼ばれて「今月で契約の終了とします」と言われました。
今日で辞めてもいいと言われたので遠慮なく辞めました。
会社は私を最初にクビにしたのですが年上で邪魔だと思ったのでしょう。
このように世の中の社会情勢に左右される可能性がある仕事でどれだけ勉強をして頑張っていてもクビになる可能性が十分にあります。
求人は減っている
2024年現在WEB制作の会社はめちゃくちゃ存在しているので1つの会社の仕事は減っています。
それは私も感じていてある制作会社の面接を受けた時に面接官から「コロナでWEB制作の仕事は減っています」と言われました。
また他の制作会社を受けた時に面接官は「制作会社は制作費用が高いから中小企業は制作会社に頼む可能性は少ないです」と言ってました。
私がある制作会社で働いていた時にクライアントに提示していた金額は7ページで350000円で追加1ページごとに3万円プラスで諸々付属して安くて最終的に60万円位になっていました。
高いですよね、だからランサーズやクラウドワークスや安く請け負う会社に仕事の依頼をするので制作会社に仕事が来にくくなります。
仕事が減っているのと会社を辞める人がいないからいつまで経っても採用枠が開かずに大阪ですら求人が増えません。
嘘だと思うなら今から2ヶ月位求人を見続ければ仕事が増えずに同じ会社が求人を出し続けていることが分かります。
求人がただでさえ少ないのに応募が殺到するから年齢的に勝ち目がありません。
モラルが低い会社が多すぎる
モラルが低かったりブラック会社程入社してもすぐに辞めるのでずーっと求人を出しています。
ブラック会社と知らずに応募して面接がヤバかった所が以前あって面接が終わって吐きそうになりました。
他にも色々ヤバい会社は多いのですが上記は同じ内容を話を変えて何度も何度も聞いてくる所で気持ち悪くて仕方がなかったです。
何でこんなことをするかですが以前在籍していた人で嘘をつく人がいて応募した人が嘘を言ってないかを調べているのでしょう。
求人に応募しても何も連絡をしない企業があまりに多い
私の体感では10社応募して見送りや面接の連絡が3社あればいい方だと思っています。
はっきり言って何にも返事を返さない企業があまりに多いです。
こんな会社は礼儀がない会社ですがこんな所ばかりなのでドン引きしています。
働いても仕事が成立しない場合がある
1年位で辞めた会社があるのですがそこは面接では営業をすると言ってたのに実際に働くと嘘で営業しなくて仕事がないので頭に来て辞めました。
仕事をしたくて必死になって仕事を探してやっと仕事が開始になったのに実は仕事がなかったってあまりに酷くないですか?
AIの発展
現在ChatGTP4.0がありますが画像を送るとHTMLを自動的に作成してくれます。
だからこのままChatGTPが発展したら間違いなくHTMLコーダーは必要なくなります。
あと5年後にはHTMLコーダーはいなくなっている可能性があります。
WEB制作は30代から始めてはいけない仕事
これが私の結論です。
20代前半の勢いがあってやりたいことで頑張って生活しようとならスキルがついて30代になった時にかなりのスキルになっているからいいです。
しかし30代から始めるのは現実的ではないと思います。
WEB制作はもううんざりです。
まだ勉強すら始めてない人は私のようにならないためにも他の仕事をするかWEB開発をする為の勉強をした方がいいと思います。