参考書1つで9月からでも間に合う可能性がある数学の勉強方法

参考書1つで9月からでも間に合う可能性がある数学の勉強方法

1495 回閲覧されました

みなさんこんにちは、jonioです。

受験生なのに9月になるまで何も勉強してない人で↓みたいに考える人がいます。

  • 9月まで勉強しなかったけど受験勉強はどうしよう
  • 基礎力がないけど今から受験に間に合うのかな

8月まで部活をしていて勉強してなかった、勉強をする気にならなかったなど色んな理由で勉強をしてなかった人がいます。

結論から言うと数学は9月からの勉強でも間に合いますので今から勉強しないといけなく危機感を感じている人に見てほしいです。

説明をする前に言っておきますが相当な覚悟がないと受験に間に合わなくなります。 

講師をしていた時に↓みたいな受験生を毎年見ていました。

それでは説明します。

 

9月からでもぎりきり間に合う

偏差値60とかの理系の大学ではない限り受験に間に合うと思います。

元々それなりに賢い人の場合は問題を解くセンスがあるので偏差値が高い大学に受かると思います。

でも勉強を始めた段階で偏差値40を切っている人は入試の問題を解けるようになるまで時間がかかるので短期間でいきなり偏差値を上げるのは不可能です。

 

絶対に守るべきこと

受験生で9月になるまで勉強してなかった人でも受験勉強は間に合いますがやみくもに勉強するのでは絶対受験は無理です。

成績が上がっている友達の勉強方法を真似るのはかならずしもいいとは限りません。

その人に合ったやり方であなたに合うやり方とは限らないからです。

私みたいな受験のプロは色んなタイプの生徒を見ているのでどういう勉強をさせた方がいいかを分かっています

だから私の説明を信じて勉強してほしいです。

↓は受験が終わるまで守りましょう。

  • 娯楽関係は受験が終わるまで一切断ち切らないといけないので携帯でsnsを見たりアプリのゲームをするのは止める
  • 休み時間にだらだら喋っている時間はないのでとにかく勉強する

 

これは私の偏見ではなく失敗している生徒から分かることですが落ちる人はこれを言っても止めません、そして受験に失敗しています。 

私が同じ状況で失敗しているのではっきり言えますが学校の休み時間に勉強をすると受験まででけっこうな時間になりその時間を勉強に使わないのはもったいないです。

他の人と自分の置かれている立場が違うので受験が終わるまでの我慢と思いましょう。

 

まずすること

ここから勉強の手順を説明しますがまずしないといけない事があります。

  • 教科書の例題レベルの簡単な問題をとにかく解ける様にするためどこでもいいので個別の塾(1対1じゃなくて1:2や1:3でもいい)に行きましょう、大学生でも簡単な問題を解けるようにする事はできます。
  • 塾に行く金銭的な余裕が無かったら学校の先生か友達に分からない所をとにかく聞きましょう。

 

次は黄色チャートを使う

それが終わったら黄色チャートで次の手順で勉強するといいと思います、他の問題集は一切手を出さなくていいです。

他の参考書を使う時間がないはずです。

黄色チャートはコンパス4以上の難易度の問題は解く時間がないはずです。

 

即点数に繋がる分野から勉強した方がいい

数学ⅠAⅡBⅢのどれから始めるかですが理系Ⅲからがいいです。

理由は理系なら数学Ⅲがよく出題されるし解き方を覚えれば即点数につながるからです。

数学Ⅲに関して即点数につながる問題の解き方について記事を投稿しています。

文系なら数学Bのベクトルからだと思います。

ベクトルも解き方を覚えれば即点数につながるからです。

特にベクトルはチャートの内容の解き方がそのまま出る印象です。

では黄色チャートの使い方の説明をします。

 

黄色チャートの使い方

手順1

教科書が終わったら黄色チャートのコンパス1の問題を解けるようにする。

入試まで時間がないので問題を見て考えて解こうとしなくていいです。

とにかく解き方を覚えるようにしましょう

慣れないと問題を解く事ができないので何となく分かる場合はとにかく同じ問題を解き続けましょう。

コンパス1の問題を全部解くのを3週しましょう。

 

手順2

コンパス2の問題で解けない問題を解けるようにする。

とにかく解き方を覚えるようにしましょう。

コンパス2までは理解するのが苦ではないと思います。

コンパス2の問題を全部解くのを3週しましょう。

 

手順3

コンパス3の問題で解けない問題を解けるようにする。

コンパス3の問題を解くときもコンパス1の問題を解くときに見なくていいと説明した画像の青線の部分は見なくていいです。

これをいちいち見ていると時間が足りなくなります。

とにかく解き方を覚えるようにしましょう。

コンパス1、2と比べて難易度が上がるのでコンパス3全部を時終わるのに時間がかかるかもしれません。

コンパス3の問題を全部解くのを2週しましょう。

 

手順4

コンパス1、2、3で解けない問題がない状態にする。

問題を見たら解き方が頭に浮かぶか確認して頭に浮かばない問題のみ解く。

コンパス1だけ2だけ3だけを解くのを3週するのではなくコンパス1、2、3全部まとめて解くのを3週しましょう。

数学ⅠAⅡBⅢの全部で手順4まで終わると段階で入試の直前になっていると思います。

 

どうしても分からない問題はこうする

どうしても分からない時は学校の先生に聞いて重要ではない問題だったら飛ばしましょう。 

数学Ⅲは特に覚える事が多過ぎるので悩み続けるのは時間がもったいないです。

質問してもよくわからなかったら解き方をとにかく覚えましょう。

ちゃんと勉強している人にとってこれは最悪の勉強法ですが9月から勉強を始めた人はとにかく時間がないので仕方がないです。

 

コンパス4は解く時間があったら解く

元々賢い人はコンパス4や5も解けるし時間ができると思いますがそうではない人はコンパス3までが限界だと思います。

恐らく偏差値50位の大学を受験できる位の学力までしか持っていくのが無理なはずです。

でも大学で勉強を頑張れば旧帝大卒の人よりいい所に就職できるので私は問題ないと思います。

浪人になってもいい大学に行きたい人は偏差値50を超えた大学を受験してもいいと思います。

 

10月後半になると不安が強くなるから受験勉強以外の事を考えない

10月以降相当焦って逃げたくなるかもしれませんが諦めずに勉強しましょう。

焦る気持ちが強くなるだけなので自分を洗脳する勢いで勉強以外のことを考えない方がいいです。

(私が受験生の時余計なことを考えすぎて受験に失敗しています)

 

他人のやり方の方がよく見えてもそれは気のせい

自分の勉強のやり方に疑問を感じたり他の人が使っている参考書や勉強法の方がよく見えるかもしれませんが一切考えない様にしましょう。

これさえやればいいみたいな参考書を見つけても絶対に手を出しては駄目です。

受験数学に楽できる方法はなくもともと努力しないといけないです。

裏技みたいな解き方も確かにありますがたまたまその解き方で解けたけど通常その解き方をすると解けなくなるみたいな問題もあります。

 

入試前の赤本の使い方は注意、丸暗記はダメ

赤本の使い方ですが答えの丸暗記は絶対に駄目です。

理由は解答が間違っている怪しい時があるからです。

私は高校生の時に進研ゼミを取っていて合格者の体験談で赤本の丸暗記を見たことがありますが失敗する可能性が高くなります。

勉強のやり方が分からないからだと思いますが丸暗記に走っている合格者体験談が多かったです。

最悪赤本は使わなくても大丈夫です。

9月から勉強を始めた人は赤本を見る時間的余裕がないはずだからです。

↓とかめっちゃ危険です、私が受験生の時毎年出題されていた問題が私の年は出題されていませんでした。

 

赤本の使い方はこう考える

赤本の使い方はどんな感じの問題が出てるかを知るためだけに使うべきです。

同じ問題はまず出ませんから(同じ解き方をする問題は出るかもしれませんが)

大学生の時に大学の先生が「赤本はどんな感じの問題が出題されているかを知る程度でいいよ」と言ってました。 

高校の時私と友達で赤本を必死に丸暗記していましたが成績が全く伸びませんでした。

といった感じです。

あなたが合格することを祈っています。