私立医学部受験で多浪したら落ちる原因を考えないといけない
1038 回閲覧されました
みなさんこんにちは、jonioです。
今回は私が予備校講師だった時に思った話です。
私立医学部志望の私の過去の生徒で5浪もしくはそれを超える人が時々いました。
そんな受験生に限って予備校でただ勉強するだけの日々を送る人が多いですが講師の仕事を約12年した中で受かった人は過去に1人しかいません。
ただ勉強をひたすらやって浪人を繰り返す人はたまたま受からなかったと思うのかもしれませんが絶対に受からない原因があります。
私が思う原因は以下になります。(遊んで勉強してない人は除く)
- 本番に弱い
- 人の話を素直に聞けない
原因の対策も解説しますのが該当する人は対策を取った方がいいです。
中々自分を変えることができないかもしれませんが対策を取った方が受かる可能性が上がると思います。
該当する人
学力があって受かるはずなのに何度受けても私立医学部に入れない人が対象になります。
この記事を書いた目的
多浪は合格率がめちゃくちゃ低くて私立医学部に入るのを諦める人が多いですが何とか受かって欲しくてこの記事を書きました。
本番に弱い
こういう人はよく見ます。
予備校での模試の成績はずーっと1位なのになぜか本番で一次試験すら通らない。
その人はまず間違いなく本番に弱い人で知らない人しかいない環境だと緊張で実力が落ちるタイプです。
対処法
プレッシャーみたいなのに慣れた方がいいので完全個別授業に切り替えて厳しい先生の授業にあえてして貰った方がいいです。
これをやるだけで本番の緊張感の耐性がかなりできると思います。
本番の受験では隣の受験生に変なマウントを取る頭がおかしい受験生もいます(過去の色んな生徒の話より)。
それで自分の調子が狂って受験に失敗する人もいると思いますがその耐性も付けることができるはずです。
また模試を受ける時ですが緊張するのを克服する為に個人で申し込みをして知らない人がいーっぱい集まる会場で受けて本番に慣れた方がいいです。
人の話を素直に聞けない
このパターンが圧倒的に多いです。
多浪の8割はこのタイプに該当すると思います。
5浪すると23歳になりますがこの年齢になると人の話を聞き入れない傾向がかなり強くなる印象です。
4浪まではまだいいのですが5浪になるとなぜか表向きは「わかりました」と言うけど実際は何一つ聞いていない人が多いです。
最悪に悪い点
人の話を聞き入れないのが典型的に出ているのが勉強のやり方です。
「こうした方がいいですよ」と生徒に言ったら「でもこれで成績が伸びました」という人がいますがそのやり方で受かってないから正しいやり方とはいえないはずです。
強い言い方をしたらその人を傷つける可能性があるので私は優しく何度も言いましたが聞き入れる生徒はほぼいませんでした。
そして不合格で予備校を変える場合が多いですが予備校を変えた所で受からないですけどね。
対処法
こんなタイプは勉強のやり方について講師に言われたことを素直に聞き入れない限り一生合格は無理でしょう。
でもここまで勉強したというプライドがいろんな場面で邪魔をして人の言うことを聞き入れなくてずーっと合格しません。
絶対に変えることができない部分は誰でもありますが勉強のやり方だけは変えた方がいいです。
まるっきり変えてしまうのではなく「言われたやり方のこの部分は良さそうだから取り入れる」とかするんです。
そうするとプライドを傷つける度合いが違って受け入れやすいと思います。
話を聞き入れるメリット
話を聞き入れると受験だけではなく大学に入ってからもメリットがあります。
仮に大学に入れたとしても周りは若い人ばかりで自分が浮くので孤立感を相当感じます。
見た目が若いと周りになじめるかもしれませんが5浪以上で大学に入ると自分の考え方がかなり固まっているので結構頑固になって結局孤立する可能性があります。
私は浪人ではなく人生的に色々あって大学に入ったのが25歳でした。
大学に入学したら周りが親に甘えてばかりのバカの集まりと思っいました。
予備校講師をしたかったのでひたすら塾で働いて気にしないようにしていましたがこんな感じで割り切ることができる人ってそういないです。
でも医師って他人と連携して仕事をするはずなので私みたいな考え方で仕事をするとうまくいかないと思います。
大学に入ってから周りと上手く馴染んでいくためにも人の話を素直に聞き入れる様に自分を変えた方がいいです。
多浪は超危険
私立医学部は他の学部と違って年齢を重ねるほど合格のハードルが上がるので4浪以上になったら自分を変えないと合格はないと思った方がいいです。
絶対に合格するのを待って何年も受験しても意味ないです。