私立医学部に受かりたいなら絶対に計算力を上げないといけない

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みなさんこんにちは、jonioです。
私が講師をしていた時に「私立医学部を受験するに当たって数学で絶対にできないといけない事ってありませんか?」って生徒から質問される事がありました。
現役生でも浪人生でも私立医学部を受験するなら絶対にしないといけないことがありそれは計算力を上げる事です。
具体的な問題を解く演習ではなく単純な計算です。
計算能力が必須
私立医学部を受験する人に計算力を上げないといけないことを言うと「なぜ?」って言う人が結構います。
私立医学部受験のことを知らないからだと思います。
推薦入試だと1点、2点で合否がわかれ一般入試なら1点、2点で正規合格と補欠合格がわかれます。
そしてほとんどの大学が答えだけを書くので国立大学の医学部と違って部分点はありません。
1問の重み
1点って小問集合1問の点数ですよ。
たった1問で受験が失敗になってもう一年勉強しないといけなくなるんです。
だから生徒から1番最初に勉強するなら何からした方がいいかを聞かれたら「計算能力を上げることですよ」と言います。
私立医学部を受験するのって本当に大変なことなんです。
これを先生が生徒に言わないといけないのですが現実として言わない先生が多いです。(学校の先生は地方の人ほど私立医学部のことを知らないので言わないです)
だから計算力を付けましょう。
おすすめの計算の参考書
何を使って計算力を上げるかですが私は駿台が出しているカルキュール数学というのを勧めています。
これはどういう問題集かというと計算力を上げるための問題集です。
計算だけなので解答に解説がなくひたすら計算したい人に向いてます。
時々答えが怪しい(間違っている)時があるので注意しないといけないです。
すでに計算用の問題集を持っているなら買わなくていいです。
それをひたすら計算しましょう。
もし8月までに計算力が上がらなかったら
ここまで説明して申し訳ないですが3月から計算練習を始めて8月になってもまだ計算力が一向に上がらない人が割といます。
言い方が厳し過ぎですがこういう人は医学部受験は向いていません。
計算力が全然ないのにどこかの私立医学部に入れた人は私の経験上は裏ルートから入った人以外いません。
だから親が医師でない限りキッパリ諦めた方がいいです。
昔は何とかして受からせようとしたけどダメだった
医学部受験予備校で働き始めの時は何とかして受からせようとしましたが何をしても駄目で諦めました。
私立医学部に一生受かることができない人の特徴について以前記事を投稿しています。
他の学部に変えた方がいい
どうせ一生入ることはできないから他の学部に入った方が人生的に無駄な時間がないです。
苦労して医学部に入っても今後医師は余っていくので40歳になった辺りでとんでもないことになります。
「医師になったら給料いっぱいだ〜」というのは大きな間違いですよ。
生徒の親で医師の人が「みんな何で医師になりたがるんだろう?」って言うほどです。
計算力を上げないといけないことを生徒に言うのですがやらない生徒は何回言ってもしないです。
騙されたと思って計算をとことんしましょう。
夏になって焦って計算をはじめてもはっきり言って手遅れです。